誰かに教えたくなる科学面白情報/毎日発信

Newtonなどの科学雑誌を読みあさっている私が毎日、読者のみなさんに伝えたいと思った科学の面白情報を発信しています!!

ドレイク方程式:宇宙にある文明の数を算出する


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次の方程式は地球外生命体探査の
イオニア、フランク⚫ドレイクが提示した、宇宙にある文明の数を算出するものである。

N=R×fp×Ne×fl×fi×fc×L

R:銀河系に毎年誕生する恒星の数
fp:その恒星が惑星系を持つ確率
Ne:典型的な惑星系の中にある、生命が存 在できる惑星の数の平均値
fl:その惑星に生命が発生する確率
fi:その生命が知的生物に進化する確率
fc:その知的生物が高等文明を持ち、ほかの惑星に対して自分の存在を伝えようとする確率
L:その文明が存続できる平均時間

ただ、多くの項の値は分かっていない。
そして、このドレイク方程式の解が1にも満たないとする科学者もいる。

この式の中で重要な項だが、特に
「どのくらいの頻度で生命が誕生するのか」
「生命はどのくらいの頻度で知的進化を遂げるのか」
は重要性を増している。

宇宙に人類以外の知的生命体がいると思いますか?

(参照、National geographic)

「石油を作る微生物」


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オーランチオキトリウムとは、水中の有機物上に、小さな細胞集団を作る微生物。無色ストラメノパイルであるラビリンチュラの1種である。炭化水素を高効率で生成・蓄積する株が日本の研究者によって発見され、石油の代替燃料を生産できる「石油を作る藻類」として注目されてる。
沖縄で取れたのが、最も性能がよく世界を牽引している。

「ブラックホールが地球を飲み込むことはあるのか?」


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結論は正しい。
太陽の400万倍の質量を持つという、超大質量ブラックホール天の川銀河の真ん中に隠れている。(実際には見えないが、天文学者はそう確信している)
だが、むやみに近づきさえしなければ危険はない。ブラックホールは宇宙の掃除機ではない。なんでも手当たり次第に吸い込んでしまう訳では無いのだ。間違っても中に飛び込もうなどと思わない限り、その危険性は宇宙に潜む、ほかのあらゆる危険と大差ない。その上幸いなことに、太陽系は銀河系の中心にある超大質量ブラックホールから25000光年も離れている。
(参照National geographic)

「ブラックホールに落ちたらどうなるのか?」


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それは場合によって様々だ。ブラックホールの多くは自転しており、そのせいで落下の旅は複雑になる。ブラックホールの質量によっても旅の様子は変わってくる。
平均的な恒星ほどの質量を持つブラックホールに落下した場合、頭と足で受ける重力に差があるので、事象の地平線を通過する前に体が引き裂かれてしまう。 ところが、もっと重量級のブラックホールの場合は、重力で体が引き裂かれることなく事象の水平線を通り抜けることができるのだという。 ここでは話を簡単にするために、自転してないブラックホールに飛び込んでもるとしよう。さて、一体どんな旅が味わえるのか?

ブラックホールに近づくにつれて、あなたはその周囲の空間が歪んでいることに気づく。
②あなたは事象の水平線を通過したことに気づかない。
③あなたは特異点に近づくにつれて、縦方向に引き伸ばされ、横方向には押しつぶされる。
特異点に到達すふ10分の1秒手前で、あなたは粉々に砕け散る。全ての光が特異点に向かって一気に放出されるため、その後に起こることを、決して"見る"ことが出来ない。

100年後には自殺の種類として、
ブラックホールによる粉砕死」というのが生まれてるかもしれない。
(参照、National geographic)

「火星の顔」

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1976年、バイキング1号が火星の表面を撮影した1枚の画像が話題を読んだ。
そこには両目や口、鼻のある人間の顔のように見える奇妙な岩が写っていたのだ。 これは自然にできた地形だと科学者は説明を繰り返したが、人面岩は数十年にわたって人々の関心を集め続けた。 その後1998年、NASAの火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが同じ場所を高解像度で撮影することに成功。
"顔"は影と初期の未熟な画像技術が原因で生じた目の錯覚だと判明した。 火星人が私達へのメッセージとして残した建造物ではないく、地球人の想像力の証だったわけだ。
(National Geographic、参照)

木星の眠らない目「大赤斑」


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地球が3つ、すっぽりと収まってしまうほど巨大な猛り狂う台風、それが「大赤斑」の実体だ。巨大惑星、木星の大気を数百年にわたってかき乱し続けている超弩級の嵐である。1665年、イタリアの天文学者ジョバンニ・カッシーニが、この暴風の渦を初めて発見したとされる。
単なる嵐ならこれ程長期にわたって吹き荒れるはずがない。
ところが、最新のコンピュータモデルによれば、木星大気中のガスが渦の上下から内部に向かって流れ込んでいる。
それが数百年にもわたって嵐が消滅しない理由になっている。
大赤斑はまた、その通り道にある小さな嵐を飲み込んで、燃料補給をしているらしい。 (National Geographic、参照)