誰かに教えたくなる科学面白情報/毎日発信

Newtonなどの科学雑誌を読みあさっている私が毎日、読者のみなさんに伝えたいと思った科学の面白情報を発信しています!!

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ドレイク方程式:宇宙にある文明の数を算出する

次の方程式は地球外生命体探査のパイオニア、フランク⚫ドレイクが提示した、宇宙にある文明の数を算出するものである。 N=R×fp×Ne×fl×fi×fc×L R:銀河系に毎年誕生する恒星の数fp:その恒星が惑星系を持つ確率Ne:典型的な惑星系の中にある、生命が存 在できる…

「石油を作る微生物」

オーランチオキトリウムとは、水中の有機物上に、小さな細胞集団を作る微生物。無色ストラメノパイルであるラビリンチュラの1種である。炭化水素を高効率で生成・蓄積する株が日本の研究者によって発見され、石油の代替燃料を生産できる「石油を作る藻類」と…

「ブラックホールが地球を飲み込むことはあるのか?」

結論は正しい。太陽の400万倍の質量を持つという、超大質量ブラックホールが天の川銀河の真ん中に隠れている。(実際には見えないが、天文学者はそう確信している)だが、むやみに近づきさえしなければ危険はない。ブラックホールは宇宙の掃除機ではない。なん…

「ブラックホールに落ちたらどうなるのか?」

それは場合によって様々だ。ブラックホールの多くは自転しており、そのせいで落下の旅は複雑になる。ブラックホールの質量によっても旅の様子は変わってくる。平均的な恒星ほどの質量を持つブラックホールに落下した場合、頭と足で受ける重力に差があるので…

「火星の顔」

1976年、バイキング1号が火星の表面を撮影した1枚の画像が話題を読んだ。そこには両目や口、鼻のある人間の顔のように見える奇妙な岩が写っていたのだ。 これは自然にできた地形だと科学者は説明を繰り返したが、人面岩は数十年にわたって人々の関心を集め続…

木星の眠らない目「大赤斑」

地球が3つ、すっぽりと収まってしまうほど巨大な猛り狂う台風、それが「大赤斑」の実体だ。巨大惑星、木星の大気を数百年にわたってかき乱し続けている超弩級の嵐である。1665年、イタリアの天文学者ジョバンニ・カッシーニが、この暴風の渦を初めて発見した…